イタリアフード協会(IFA)とは
理念

この理念は農産物・生産・調理法・加工品・歴史・美意識・習慣・環境・健康から定義づけしております。
イタリアフード協会の目的
- イタリアの生産者/食の団体/教育機関と日本の加盟店らを繋ぐ
- イタリアの良質な食文化の知識を広める
- 情報共有できるネットワークの構築
- イタリア飲食関係者に対する教育の実施
- 一般ユーザーに興味喚起するための情報提供
- 良質なイタリア飲食店の活性化
- イタリア食材を客観的な知覚分析により可視化する
課題と活動目標
現代日本の食事情
昨今の日本食事情は、コンビニや格安の定食を提供するチェーン店など、短時間でコストも安いファストフードが広く利用されています。このことは外食産業がファストフードによって牽引されていると言っても過言ではない状況です。しかし、その影ではコストの低さを追求するあまりに、輸入に頼ることでの自給率の低下や、流通価格も海外のものと比較されることにより必要以上に値下げが迫られてしまう影響で、生産者の売上が低下し経営が困難になるといった弊害があります。
抱えている課題
それら影響による『質よりも量』という選択が、生産者のみならず卸売業者、飲食店、末端の消費者に至るまで多くの場所影響を与えております。本来重視されるべき食の安全性や健康面の配慮、そしてなによりも人にとって生きるために一番必要である食を味わうといったことが、ファストフードにはじまる文化の影響による食事時間の低下とともに、軽視されていく傾向にあります。
スローフード発祥の地、イタリア
そこで食を大事にする国として知られているイタリアに注目すると、イタリアはスローフード発祥の地としても有名です。スローフードはファストフードの反対語として生み出された言葉で、本来あるべき食を追求して生み出された言葉でもあります。そして、イタリアの国民性から、食品の状態からこだわり、そして食文化を守るために先のスローフードをはじめとして様々な必要な事柄を政治的、経済的、そして個人意識レベルにおいても取り組んでいる国です。
イタリアにおいても存在する課題
しかし、そうしたイタリアでさえも、輸出される食品においては日本国内とおなじように、大量生産と大幅値下げを迫られて困窮している生産者が多くいます。特にこの問題は、質や健康面にこだわって生産されている中小農家ほど、そういった傾向から、本来認められるべき品質の食品が流通できないという課題に直面しています。
イタリアを通じて食の楽しみを取り戻す
食を通じて豊かさを創造するイタリア食文化は、今の日本にとって失いつつある、大事な要素であり、こうした営利活動の枠を超えた協会という枠組みで課題に取り組むことで、生産者を守り、食の重要性を取り戻し、本来あるべき“食の楽しみ“を日本に取り戻していく、という目的で、イタリアに関連する事業を営む方々を中心として当協会は活動しています。
団体名 | Italia Food Association (IFA) 一般社団法人 イタリアフード協会 | |
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名誉理事 | Luigi Odello | 所長/国際カフェテイスティング協会 理事長/ナッラトーレデルグスト協会 事務局長 |
Mario Vattani | イタリア外務省 元イタリア領事 | |
理事長 | 桃井 祐美子 | 一社 国際カフェテイスティング協会日本 理事 |
中川 直也 | 株式会社AUTENTICO 代表取締役 | |
村川 沙織 | 株式会社a domani 代表取締役 | |
住所 | 東京都港区麻布十番1-5-29-205 | |
TEL | 03-3475-4080 | |
FAX | 03-6438-9990 | |
HP | www.italiafood.jp | |
info@italiafood.jp |